オタクさん、元気??

防波堤  2009-09-17投稿
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正直を言うと、内心こんなに早く捕まえられるとは考えていなかったので、私はほくそ笑みました。


にやにや。


そんな私を見て不審に思ったのか野性のカンが疼いたのか、満先輩は後退りました。


しかし私は自称、一流の人間ハンター(?)。満先輩を逃さないように、予めドアの前に倒れて置いたのでした。


私は満先輩を壁際へと追い詰めます。


満先輩は明らかに怯えながら私に向かって問い掛けました。


「ま…待った、待った!あのさボク、なんか悪い事したかな?な?」


あれ…。あなたがやったのでは無いのですか?


満先輩は不思議そうに首を傾げました。


「何の事かな?」


誰が見てもその表情は本物の本物で、私は満先輩が犯人(?)では無い事を知りました。



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