「ふぁ〜、朝か?」と言いながら目を覚ました。
時計を見たら恐ろしい事になっていた。俺は、急いで学校へ向かった。
なんといっても俺は、今日から高校生である!といっても同じ中学校だった奴がいる。両角と前田と池チャンだ。
そんな事を考えながら、学校に着き入学式に間に合った。
無事に入学式が終わり教室に戻り、自己紹介があった。
俺の番が終わると、「あいつ可愛くない?」と前田が話し掛けてきた。たしかに入学式で学年の女子を見たが一番かわいいと思う。
「俺の名前は、鈴木恭介。俺が目指すのは、映画監督になり、アカデミー賞をとることだ!」いきなり何だよ!と振り返ると、嘘は言わなそうな、笑顔な奴がいた。
こいつと会ったのは、運命と信じたくない!と思う。
放課後、教室にいると、 「今暇?ならこい!」と恭介が俺の襟元をつかみある部屋へつれてかれた。そこには、両角と池チャンがいた。この部屋は、映研の部室だ。
「あいつ何者だよ?」「映画作るんじゃね!」 「ここ映研だもんね。」と話していると、恭介が来て女子二人をつれてきた。
その二人は、学年一の人とお世辞でも女子と言えない奴だ!
「こっちの可愛いのは、宮本ニコさんと映画に必ず必要なキャラの小田切準子だ!これで役者がそろった。アカデミー賞とるぞ!」
半泣きのニコさんを励ましながら、恭介以外のみんなが溜め息をついた。