お兄ちゃんが家を出て行った後、私は少し眠る事にしました。
明日は学校行けると良いなあ―――。
そう思いながら私は布団を頭まで被りました。
4月の春の暖かい陽射しが窓の外から私を照らします。
私は早くもうとうとし始め、夢心地でした。いい気持ちです〜。
が、その時。
ピンポーン!(^^)!
無駄に馬鹿でかいインターフォンの音が≪ぼく≫の空の頭の中に響いた。
煩いなー。誰だよー。
ぼくは未練がましく布団を睨みながらそこからのそのそと這い出した。