私には何か欠落している
この声はあなたに届かない
曖昧な言い訳は幾つもある
けれど真実は紛れも無く
私を追い詰め続ける
幾重の感情論 批判も否定もしない
理論上では 私はとても幸福なんだから
ほら 朝日が照らす 夢の終わり
悔やんだとしても今更遅い
左手の包帯を解いた 貫く痛み
それこそが紛れも無く真実
いつか この痛みが止んだとて
強く一歩踏み出すことができるか
いつか この涙が止んだとて
次の雨が降らない保証などない
今は
欠落した感情を探して
いつか私に戻れるように
ただ 願うばかり