「好き」って言えたらいいのにな…5話

北海道Love  2009-09-22投稿
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翌朝奈々は、京子に昨日の泣いてた本当の理由を聞いた。京子は、少し涙目になりながら、
「……大塚君にね振られたの私。でも平気だから気にしないでね。」
奈々は、それを聞いた瞬間走って拓也を屋上に連れて行った。
「拓也さっき京子に昨日の理由聞いた。何で、何でよ昨日京子の事心配してたじゃん…!!?
説明して!」
拓也は、しぶしぶ説明した。
「俺あいつのこと好きじゃないから断ったんだ、だけどまさか泣いてるとは、思わなくて。」
奈々は、拓也にビンタして言った。
「あんたバカね…。告白する事がどんなに大変かわかる?好きだった人に振られた気持ちわかる?あんた何てあいつと同じよ!!」
拓也は、奈々が言ったあいつのことがわからなかった。
「何だよいきなりビンタしてきやがって!!訳わかんねぇ。」奈々は、「あんたなんか大嫌い!」っと言って教室に戻った。
奈々は、京子にしがみ着いて泣いた。この時京子は、奈々が自分のために泣いてくれてると勘違いしていた。奈々は、自分が拓也に少しでも恋心を持ってしまった自分に泣いていたのだ。
(あぁ私バカねもう恋なんてしないって決めてたのに…。)
その夜奈々は、朝になるまで悔いていた。
* 続く*



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