虹の都?

夢見大  2006-08-01投稿
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ある雨の日に圭介少年は、もう一度竜を見ようと、空を眺めて立っていた。しかし、30分立っていたのだが、竜は現れなかった。
「は〜、今日も空振りか〜。せっかく竜をカメラに撮って、みんなを信じさせたいのにな〜」
そんなふうに、愚痴をこぼしながら、圭介少年は恨めしそうに空を眺めていた。
その時、圭介少年は自分の目を疑った。理由は、空に三つの虹が現れたからである。さらに、圭介少年の足元に七色に煌めく階段が現れた。圭介少年は目を白黒させながら、上と下を見た。
しばらく、ア然としながら首の上下運動を繰り返していた。他の人から見れば、不思議に思っていたかもしれない。なぜなら圭介少年以外、七色に煌めく階段も、三つの虹も見えていなかいからである。
「なにこれ、夢?」
圭介少年は、呟いた。
「違いますよ」
突然、綺麗に澄んだ青色のような、女の人の声が空から聞こえた。
圭介少年は、声のした方に顔を向けた。
「ダレ?どこにいるの?何が起きたんだ?」
姿の見えないモノに、圭介少年はやや興奮気味に言った。
「私は、アクア様に仕えるシーです。あなた様を迎えにまいりました。私について来て下さい」
言い終わると同時に、巫女姿の女が現れた。続

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