俺の初恋について書かせてください
もし俺がゆうきが初恋だよっていったら信じてもらえるのかな?
あの日…
入学式の次の日だった
俺がゆうきに会ったの
俺は地下鉄で朝早いからすごく眠かったのを覚えてる
地下鉄にダラダラ乗り込んだら
そこにゆうきはいた
俺はそのとき
―なんて綺麗な人だろう
と思った
そして
―なんて悲しい目をしているんだろう
とも思った
多分その時俺はゆうきにもう一目惚れってやつをしていたんだと思う
「はよざいます!新入生のれおです、よろしくお願いします!」
って俺はゆうきに声をかけた
不審者って思われたかもしれない
ゆうきの大きな瞳はさらに大きさをまし
俺を見つめていた
そのとき
「はよざいます!私も新入生です、よろしくお願いします!」
って花が今咲いたのかって笑顔になった
今まで見たことがないくらいその笑顔は美しかった
つづきます