僕が「眠たい」と言うと君は笑いながら「寝ればいいじゃん」と言った。 僕は「無理だよ」って答えた。君は不思議そうな顔で僕に「どうして?」と聞いてきた。 僕は何も言えなかった。 だって、『君のことを想うと眠れない』なんて言えるはずがない。 だから今夜も君のことを想う。 『君のことを想うと眠れない』と言える日のことを想って。
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