「れお…私もだよ、好きだよ」
一瞬何を言われたのかわからなかった
けどすぐにゆうきは
「けど…恋愛感情じゃない、?番じゃない…」
わかっている
それでもいいって言ってんだ
「待ったら駄目だよ…れお」
俺が待ちたいだけなのに
「もっとれおを大切にしてくれる女の子にしたほうがいい…」
俺はゆうきがいいって言ってんのに……
「れおには幸せになってほしい…」
そういうゆうきの優しいとこ全部含めて大好きだった
「ひとつ聞いていいか?」
ゆうきは泣きそうな顔でコクンと頷いた
「俺に…告白されて…少しでも嬉しいか…?」
ゆうきは笑顔になって
「うん、嬉しい…ありがとう」
って言ってくれた
俺の初恋は苦いものとなったが
ゆうきを好きになったことを後悔なんかしていない
けどいつまでも脈のない相手を想ってられる程強くないし
自暴自棄になる程弱くない
別に次いかねーとかも思ってないけど
しばらくは?人かな…
あと最後に…
形は変わったけどずっと好きです
ゆうきの幸せ、心から願っています
おわり