高校生の女の子
.....それが今の私。もちろん何回か恋をして、何人か付き合った人もいる。
でも今のところ、
何もかもささげてもいい。この人のためなら何でもしてあげたい。
なんて思った人はひとりしかいない。
自分でも酷いと思うけど、最近告白されて付き合った彼をすきじゃなかったと気付いて、彼を傷つけずにどうやって別れようか迷ってる。
あれからどうしても好きになれない。たぶん本当の恋を知ってしまったから
でもあんなにすきになれるひとがいないから、なんとなく気になる程度でつきあっちゃう。
また本当の恋をするのはきっとまだずっと先...
これはわたしの本当にあった恋の話。だから全ての人物は仮名。
わたし可奈。中３の春のこと。
住んでいるところは子供不足で、私が中３のとき学校がトウゴウした。最近よくあるはなし。
トウゴウして初めての慣れない校舎での始業式はまるで入学式みたいだった。
トウゴウなんていやだったけど、人数が増えたぶん少しづつ友達が増えて嬉しかった。
そしてやっぱりお年頃の私達は、初めて見たもう一つの学校の気になる男の子や格好いい男の子の話で盛り上がっていた。
始業式から１週間くらいたったころ、近くの公園でうちの学校の制服を着た男の子達数人が公園にいた。
そのなかにはわたしが少し気になっていて、みんなにも人気のある転校生の人がいた。
名前は...彰にしておこうかな。
男の子が苦手なのに珍しく積極的に話しかけた。
可奈｢ねぇねぇ♪どこから 越してきたの？？｣
彰 ｢ぇっと...〇〇。｣
可奈｢へぇ〜！いいなぁ☆ あそこ海近いよね｣
彰 ｢うん。でも都会のが いいっしょ｣
・・・ってしばらくはなしたあと、生まれて初めて男の子にアドレス聞いたんだ。
そしたら、
彰 ｢うん。いいよ。｣
って教えてくれたんだ。
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