ある日‥‥
オレは‥‥
女になった。
これにはふか〜いワケがある。
まず、オレの名前は鏡夜宇宙(かがみや そら)。
オレはごく普通の高校生1年生だった。
まぁ普通にバカなことをしたりしていたけどな。
テストなどではどちらかというと優秀な方。
だが、常にバカばっかりやっているから成績は普通。
だがケンカはかなり強い。(自分でいうのもアレだが)
オレの住んでる都道府県で最凶最悪と言われていた高校の生徒がオレのクラスメイトから金をとりやがったからその高校まで行ってオレにかかって来やがった奴を全員病院送りにしてやったんだ(笑)
まぁなんだかんだで一般(?)の高校生であるオレがなぜ女になったかというと‥‥
その日は雨がキツかった。
傘は持ってたけどデートに行ってくると言っていた友達に貸してやった。
だからそのまま帰ることにしたんだ。
その帰り道、ふと違和感を感じた。
誰かにつけられているような奇妙な感覚。
振り向くと電柱の影に何かがいた。
オレはそれが他の学校のヤンキーだと思って近寄って殴ろうとした。だが‥‥
オレをつけていたモノ。それは人間では無かった。
服装はヤクザっぽい感じだが皮膚は緑色、目が全身にあって口は裂けていた。服を着ているが腕が6本あるのも見えた。
とりあえず一瞬ドン引きしたが、よく考えてみると‥‥
未知の生物=見たことがない=誰も知らない=新発見=大金ゲット!?
という計算式(?)が頭の中に出できたんだ。
そしてオレはこいつをボコボコにして警察に連れていくことにした。
そして闘ってみたんだが、こいつかなり強い。
オレは大抵の奴は片手で殴れば骨折させられるのだが、こいつのからだはコンクリートのように硬い。
しかも見えない速さのパンチを6本の腕で攻撃してくるからこっちも防御するので精一杯。
だがしばらくすると慣れてきた。
こいつを捕まえるのは無理だ‥‥
そうオレの脳ミソは判断したが、オレは闘うのを止めず、むしろ攻勢に切り替えてみた。
鬼のような化物はガードをしてない。硬い体が盾の役割をはたしているのだろうが、オレには関係ない。
なぜならオレはそのときも片手で闘っていたからだ!
オレはスイッチを切り替えて完全にKILLモード(自称)に入った。
そして‥‥