さ さ さ さくらんぼ
さ さ さ さくらんぼ
愛したあなたが見えなくなって
この瞳はもういらなくなった
さ さ さ 桜ん坊
さ さ さ 錯乱忘
光が見えない暗闇に一人佇む
お迎えの来ない 忘れん坊
夕食の匂う公園の隅 膝を抱えて
迷子みたいにあなたを待ちます
出会った日と同じ姿で
下手くそな笑顔を浮かべて
「愛している」って夢中になっていた
あなたを思い出すと悔しくて
あの手紙が本当ならばあなたは来ないでしょう
それでも一人待ち続ければ… まるで子供みたい
吐き気がしました
彼女の幸福を願えない 僕は最低でしょうか
それは理屈ではないと心が震え歌う
癒やせるはずのない傷を見て 人は何を言うだろう
眼を背けて笑うだろうか
あぁ 僕は 僕は
・・・・。