脇目も振らず走り抜けた 気がつけば道のりは長く
「思い出街道」 走馬灯のように巡る巡る
まるで映画館
笑顔浮かべて過ごした日々も少なくない
それでも何処か虚しく 素肌を刺す秋の風
bad life 病室と点滴 壁の染み
sad life 傷口に「おはよう」 痛みと「おやすみ」
bad life 致死量と無邪気なトリップ
sad life 埋め込んだ優しさ 渇いた笑顔
切なさだけが現実 他に何もない
目隠しのピエロは笑う 無力すぎた君のこと
詰め寄る「余命」 時間だけが過ぎる
苦しみ 慈しみ 君は何をくれるのかな?
「がんばれ」とか今はいらないから
静かな眠りを約束してほしい
〜愛してる 恋してる いつでも
君は恋するお姫様 僕は死を待つお坊ちゃま
決して繋がることない糸を 今も必死に探してる〜
だって君は盲目だから。
切なさだけが現実 他に何もない
目隠しのピエロは笑う 無力すぎた君のこと
詰め寄る「余命」 時間だけが過ぎる
苦しみ 慈しみ 君は何をくれるのかな?
苦しさだけが鮮明 他に何もない
口減らしの人形は笑う 無力すぎたオマエらのこと
過ぎ去る「時間」 終焉が近づいてくる
悲しみ 苦しみ 次は何をくれるのかな?