へえ〜、そんな事があったんですか。
それにしても、何で記憶が飛んでいるのでしょうか……。
鱒浦は「さあ」と短く答えました。
……あ。
もしかして、私……。
夢遊病?
その事を鱒浦に話しますと、鱒浦は何故かにやにや笑って「そうじゃん?」と意味ありげに言いました。
何なんですか、その笑いは。
「あ、港!早く王様ゲームしようぜ!」
あ、はいはい。
………ん?