旅立ちの朝
頼みもしないのに
僕を見送った君
僕のココロ
今日の天気
曇りのち晴れ
雲間から
チラリチラリ
覗く光
僕のココロ
ハラリハラリ
剥がす君
深入り恐れて
ポーカーフェイス
そんな僕に君は
常に土足
僕の気持ちに
足跡残して
消えないよ
君との会話なんて
数知れる
なのになんで
他の誰より
鮮明で
楽しくて
忘れられないよ
忘れたい
もう会えない
バス停に二人きり
君はふり向き
僕の頬つねったね
また遊ぼうね
そう言って
泣いてくれたね
帰るつもりはなかった
けど
月日経っても
忘れられなくて
久々に帰った田舎
君に会いたい
会いたくない
やっぱり
会いたい
君が働いてたお店
チラリ覗き
君の存在に
ドキリ
君の器用な手
左薬指に光る輪
なんだか
ハラリ
幸せそうな君を見て
なんだか
不思議
僕のココロ
やっぱりハラリ
だけど
不思議
少し安心したような
ココロ
でもやっぱり
ハラリかな(笑)