煙とじゃれあう午前四時
蒼く白く朝と夜の間に漂う
紅の水が喉を潤す
約束は無い
唯君を想う私の
一人芝居
彷徨うほどに
堕ちていく
そうやって繰り返して
近づいてみたり
突き放してみたり
何が欲しい
何もいらない
何が分かる
何も分からない
知ったかぶり
可愛いものね
哀しくていとおしい
戯れだもの
君が欲しいわけではなく
君が分かるわけではなく
君の影に抱かれていたいだけ
影に焦がれているだけ