ノンフィクションの愛の結末39

 2006-08-04投稿
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そんなことしてる間に電車は駅に着き、解散となった。心と彩は家が近いので彩のお母さんに車での迎えを頼んだ。そして、車の中…、心は今まで我慢したものが一気に爆発した。感情を制御出来ず、情緒不安定気味。昭幸が心配でしかたなくなった。結局、今朝のメールが返ってこなかったのだ。

{昭幸…お願いだから生きてて………。}

心は昭幸に電話した。

プルルルル…プルルルル…

呼び出し音が長く感じる。

ガチャ

{!!!}

心は慌てて話した。

『も、もしもし!?昭幸?』

驚いた心は早口になった。

「あぁ、心。どうした?」
『どうした?じゃないよ〜!!心配だったんだから…』

そう言い終わるより早く心は泣き出した。隣では心配して彩がハンカチを差し出してくれた。

「ごめんごめん!」
『ばかぁ…ヒック……心配…した…』
「わりぃ…心配……か……け…」

ツー、ツー

心が携帯を見ると圏外になっていた。

『圏外とかふざけるなぁ〜〜〜!!いいとこだったのに!!!』
「心!?落ち着いて!!」

彩が必死に抑えてくれたが、今の心には無意味だった。

続く…

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