アキ 18

ゆう  2009-10-10投稿
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絵画教室がおわり、その足でアキとラブホに入った。

ほんとはアキが欲しくて、欲しくてたまらなかった。

アキに触ってほしかった。

アキのキスを全身に受けながら、このまま死んでもいいとさえ思った。



「…これは、夢?」
アキが息を切らせながら、聞いてくる。
「夢じゃ、ない、よ」
私はそう言って、アキの頬をなでた。

アキが優しい目で私を見る。

「…透、好きだ…」








アキは横で気持ちよさそうに眠っている。

夢の世界はおわり。

現実に戻らなくちゃ。



私は静かにアキから離れた。





続く

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