家に帰って携帯を開くと
さっそくメールが来ていた
―あいりです☆よろ―\r
―ゆりです、よろしくね―\r
俺は?人にメールを返した
―せいやだよ、よろしく―\r
と?人に全く同じ文章で返した
―うん☆―\r
とあいりからメールが来た
もお返す言葉がないのでシカトした
―ありがとう―\r
とゆりからメールが来た
もお返す言葉はないはずなのに
どうしても返したい衝動にかられた
自分はこの時まだこの衝動の意味がわからなかった
でも正直、あいりよりゆりの方が感じが良かったし
どちらかというと気になっていた
でも何にも感じていなかったんだ
―俺、ゆりちゃんと仲良くしたいな―\r
なんて返って来るかドキドキしていた
―私もだよ、せいや君と仲良くしたいよ―\r
と返ってきた
飛び上がる程うれしかった
彼女の存在なんて正直忘れていた
続きます