私は笑う
それは誰も傷付かないようにするために
それは傷付くのが私だけで済むように
私は本音を言わない
それは嘘で固めた友情を護るために
それはその友情という誰かが引っ張れば、プチンと簡単に切れてしまうような陳腐な紐を護るために
私の胸は痛い??
そんな訳ない
心なんて持つのを辞めたから
今までそうして生きて来た
これからもそのつもりだ
私はふと気付く
そうか
私は人が好きなんだ
だから傷付けたくない
だから嘘をつく
好きでなければ、平気でそのような事を躊躇する事無くするだろう
心を持ってないなんてとんだ嘘っぱちだった
私は心と、本心と向き合う事が出来ていなかったのかもしれない
今までの私はホントの私ではなかった
でも明日からは出来る
人を思い切り愛せる
たとえ裏切られたとしても、私は信じ続ける
私一人でなく、貴方と笑えるように