「優美は、はやと君のものじゃないの。」
「だって、俺のものじゃないか。今、いるんだから。」
「優美は、はやと君の事ずっと友達でいたいの。だから、お願い。」
「優美ちゃんが言うなら仕方がないなぁ。」
はやとは、優美の言った事はやる。だって、優美ちゃんの事が好きだからだ。
「ありがとう。」
「でも、2ヶ月は俺の家にいろ。」
「どうして?」
「どうしてもだ。」
「分かったわ。電話するね。」優美は、携帯を取り浩輔に電話しようとしたら、優美は驚いた。今までの会話が全部、浩輔に聞かれていた。優美は、携帯を耳にあて、浩輔の名前を呼んだ。
{浩輔、今の話とか聞いてた?}
{・・・。}
{ごめん。でも、安心して。はやと君は何もしないよ。本当に・・・・。}
{何で、2ヶ月もあいつの家にいないといけないんだよ。}
{優美にだって分からないわよ。でも、大丈夫だよ。お願い。}
{あいつは、男だぞ!何するか分からないのに。}
{はやと君は、そんな事はしないよ。本当に・・・。}
{優美がそこまで言うんだったら。本当は、嫌だけど。}{浩輔・・・・・・。浩輔、ありがとう。2ヶ月の間だけだからねぇ。}
{本当に大丈夫か?}
{うん。大丈夫だよ。}
{ねぇ、朝と昼と夜は必ず浩輔に電話するねぇ。}
{おぉ。待ってるな。じゃあ、今から移動だから、またな。}
{うん。絶対にする。またねぇ。好きだよ。}
{俺も好きだよ。}
といい浩輔との電話は終わった。
「はやと君、お願いがあるんだけどいいかなぁ。」
「いいよ。」
「浩輔に朝と昼と夜に電話していいかなぁ?」
「あぁ、いいさぁ。」
こうして、はやととの生活みたいなものがスタートした。はやとと暮らすのは2ヶ月、優美と浩輔にとっては長い2ヶ月である。
はやとにとっては、まさに逆に短い2ヶ月だ。