それから
二人は時間の合うトキはほとんど
会っていた。
彼が交代制の仕事だったため
時間が合いやすかった?のか。
とにかく
会う時間が増えていった。
初めて彼と体を重ねたトキ
“お水のコってもっと遊んでるのかと思った”
て思われるのも仕方ないけど
ワタシみたいなタイプは特に何も。
違うけど、自分から敢えてなにも言わなかった。
ワタシにとってはそんなのどうでもよくて。
ただ、彼の冷たい手が
なぜだか心地よく感じた。
スキになりつつあるんだ、でも。
止めようとしてた。