「………;」
「………;」
「……っそ!そうだよ、リナリ〜;今日の仕事の内容をさぁ……ほら」
重い沈黙を破ったのはこの第四捜査室、俺を除いて有一の男、シンファ・カウラ。
こいつはメアー以上にガキっぽい…と言うか本当にガキだ。いや年が、だ。
何故か俺とはウマがあって仲良いいんだが…
「ぇ…えぇ;。」
怒鳴り女、リナリー・フィールドも破られた沈黙に一息ついている様子だ。
この女は本部から突き上げ喰らって最近こっちに転属されたいわゆるキャリア組?
噂じゃ頭がキレ過ぎてお偉方にとって邪魔らしかったとかなんとかで…
まぁこの局もそんなに良い事してる訳じゃないって事だ。特に此処何年かは不祥事続きでパトロンにも見放されたし…どこの保安機関もそうだろ。いや、俺の予想。