ブルの店でビールを呑む三人。
ブル、「あー終わったー、じゃあ改めて」
師匠、「おう、お疲れ」
聡、「ブルさん、タフっすね〜おいらヘロヘロっす」
ブル、「そうか?」
師匠、「ブルは昔からマイウェイだからな。小学生の頃から…」
ブル、「師匠、昔の話は…」
聡、「いいじゃないっすか?」
師匠、「お?聡は話が解るな。何でブルと呼ばれるか?だよ」
聡、「何でですか?」
師匠、「給食に?ブルドックソース?を家から持ってってなぁ…」
ブル、「ソースが好きで飯ん時は何でもソースかけてたんだよ」
聡、「それで〜」
師匠、「クラスの子にいじめられてんのに辞めないんだよ。頑固なんだなぁ、昔から」
ブル、「もういいじゃないですか?」
師匠、「しかしな、聡!こいつは周りから村八分にされたヤツと平気で遊ぶヤツなんだ」
聡、「村八分?」
ブル、「仲間外れの事だよ」
師匠、「そう、こいつはそんな事気にしないんだ!昔から」
ブル、「もう、酔ってます?」
師匠、「ハ、ハッ!大丈夫だよ」
この後、師匠は訳の解らない事を一時間位言って帰って行った。
ブル、「やっと帰ったか!」
この後、今日の旅の話をしたが、疲れからか、酔ってか、いつの間にか、聡は眠っていた…