・・・・・なにやってんだろ。男は助かったみたいだし、もうあたしは用ナシだ。一緒にいる必要もない。 「さてと。」 あたしはここから去ることにした。こんなところで時間を潰している場合ではない。かといって、何か用があるわけでもないが。一人ホテルをで、これからの行き先を考えていた時、ふとあの男の体を思い出した。後で思い返すと、それはとてもきれいな体だったからなんだと思う。 「グレーじゃない・・・白だ。」 今頃気づいた。 つづく…
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