中継地点―B?―\r
僕は前方に2人の少女を見付けた。咄嗟に叫ぶ。
「そこの2人、止まれ!」
何がか警察官のような声掛けになってしまった。
僕は失笑する。
しかし、2人はまた走り出した。
しかも、だ。そっちは僕の家の方角だった。
「ふざけんなっ」
僕は悪態をつく。
僕は再び走るが、流石に休んだ2人には追い付けない。無駄に早い奴はこれだからっ!
諦めて僕は、スピードを落とす。
…何で僕が苦労しなければいけないんだろう…。
可笑しいだろ。これ。
その時、僕は何かに躓いた。