チッ。そう舌打ちしたのが聞こえたのか、いや聞こえるようにあたしがしたんだ、オヤジは無理矢理あたしの腕をつかみ、ホテルへ行こうとする。 「放せよ!やめろよ!」 ダメだ。オヤジの力の方が圧倒的に強い。今日はダメなんだ。 一度だけ、生理の時オヤジとやったことがある。向こうは喜んでいたけど、こっちは最悪。もともと感じることなんかなかったけど、気分が悪かった。だから、生理の時は絶対やらないって決めたんだ。 ホテルの前まで連れてかれ、もうだめだ、声をだそうとした時。つづく…
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用