『心は自分に一番近いところにある物なのに・・手が届かない・・・』
進むためにはどうすればいい・・・・?
今、自分が何処にいるのかも分からないのに
何を目指してどこに進めばいい・・・?
次の日学校に行くと俺は真っ先にあいつらの元へ向かった。
蒼衣「ちょっといい?」
そしてひと気のないところに着くと俺はそいつ等に一言言い放った。
蒼衣「今度俺の小枝に手ェだしたらお前等ぶっ殺す。」
俺の言葉に何も言えなくなった女達は足早にその場を去った。
俺の今の言葉に嘘なんかない・・・・。
勿論本心だし、実際またなんかったら俺マジで切れるしね。
そして俺も教室に戻った。
今思えばこんな出来事も小枝と過ごした時間のなかの一つ・・。
昔では思い出すと腹が立つ思い出も、今は小枝が俺の中にいる大切な思い出なんだ・・・・。
どんなに願っても・・・・どんなに祈っても・・・
もう・・・・手が届かない・・・・・・。