スカバンburn!! 32 〜ドラムは譲らん〜

きゃしー  2009-10-23投稿
閲覧数[328] 良い投票[0] 悪い投票[0]


猛「―ということやねん!
だからみっきーに教えてあげてや
慶太っ!」

光「…お願いします(いつもみたいな感じで
ええよって言って!!)」

だるそうに机に肘をつき
慶太郎は光希に視線を移す

慶「…無理」

光「…は?」

猛「え…なんで?」

慶太郎は何も言わず
机に伏せ寝る体勢にはいる

光「なんでなん?
お願いやって!
ほんまに困るねん!!」

慶太郎は同じ体制のまま
顔をあげ光希を見上げた


猛「わかった、
みっきーがドラム叩くのが
嫌なんやろ」

光「何で?」

慶「…ドラムが好きやから。
このバンドで俺以外が
ドラム叩くのは嫌」

猛「自分のドラムの座が
とられるんかと思って
みっきーに嫉妬してんのかよー!
ほんまに好きやねんなあ。」

光「…(そんな理由?!)」

猛「ええか、慶太
みっきーがドラム叩くのは
今回だけで別に
お前のドラムとらへん
それに!みっきーがお前より
ドラム叩けるわけないやん」

光「…なんか腹立つけど
そうや!うちはピアノや!
ドラムなんか興味ない!」

慶「…」

猛「なあ、ええやろ?
教えたってやー!」

慶「…わかった
(ほんまはめんどいけど)」

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 きゃしー 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ