少しずつ、確実に
本番に近づく
そして前日
猛「あ゙ーなんか緊張する!!」
光「まだ明日やん」
猛「だって…なんか投票って
自分の技術、
評価されるみたいで…
なあ、慶太
そっちは何するんー?」
眠そうに慶太郎は顔をあげる
慶「そっちは?」
猛「たくが作曲してん!
すごいやろ!!」
光「相手に何教えてんねん!」
猛「ああ!つい…
でもええねん!
慶太は親友やんな!
今お前は
何も聞いてへんってことで」
一人で納得している猛を見て
慶太は微笑した
光「…で?そっちは何やんの?
こっちのん聞いてんから
言いなよ」
慶太はにやっと笑うと
「俺は何も聞いてないから
言えません」
と答えた
光「は?…はあ、全く」
猛「慶太はやっぱ親友やな!
俺、お前大好き!」
光「…教えてもらえてないのに
なぜ喜ぶ
てかさー猛、
今日やけに元気やな」
猛「俺はいつでも
元気ー!!」
慶「…楽しそうやなあ
あ、そういえばドラムは?」
光「え?ああ…まあ」
光希は突然の質問にどきっとした
光「何で?」
慶「いや…出来るんかなあと」
光「上からやな」
慶「当たり前」