「さあー!皆さん!!!
いよいよ
彼らの男の意地をかけた
勝負Liveの時間や!
司会を務めるのは
彼らの友人である俺、
綾小路宗四郎です!
よろしく!」
ぎっしりとこみあう
音楽室が盛り上がる
光「彼は誰」
猛「俺、しーらない」
美「…聖二の友人?」
聖「知らんわっ!!
てか誰やねん!?
司会たのんだの!」
拓「俺も知らねーよ」
「さてー!
まず一曲目は…
拓朗バンドやあ!!」
「きゃー!!」
「たくー!」
「タケちゃーん!!」
拓「おまえらええか?
かましたれ!
いくでー」
聖美猛「おー!」
光「…おお」
猛「みっきー緊張ー?」
猛がひやかした
光「うるさい」
聖「いくでー」
それぞれ自分の楽器に向かう
音楽室の一番後ろでは
翼バンドが壁にもたれかかり
眺めていた
翼「あいつら…何やるんやろ」
秋「知らんなあー
何やろ??慶ちゃん知ってる?」
慶「…俺は何も聞いてない
…らしい」
波「らしい?」