…頭が痛い。
久典『ぐぅ…』
それに意識がぼんやりする。
あの薬はどうやら服用すると頭がぼんやりして無気力になるらしい。
久典『…!』
キタ。
あの感じだ。
突発的に人を殺したくなる。
こうなると理性じゃどうにもならない。
久典『…行くか』
狩りの時間だ。
公園に来た。
ベンチでオッサンがいびきをかいている。
久典『…』
あれにするか。
常時持ち歩いている手提げから催涙スプレーを取り出す。
久典『オラッ!』
オッサンをベンチから蹴り落とす。
オッサン『…ん?…なんだお前は』
その酒臭い面めがけて催涙スプレーを噴射する。
オッサン『ぐ!うぁ!目がぁ!』
涙と鼻水だらけの顔を晒し、くしゃみを連発している。
久典『うひゃハハハ!んだよその面!』
手提げからスタンガンを取り出す。
オッサン『あぁぁ!誰か助けてくれ!』
久典『うるせぇ』
バチッ
動かなくなった。
まぁ気絶しているだけだろうが。
さて、どうやって料理しようかな?