ディナーの晩餐 10月28日

ディナー  2009-10-28投稿
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皆さん、お疲れ様です。

徒然なる日々を綴るディナーの日記です。

趣味のアクセ製作に個人注文が入っていて、今日道具と留める石を買いに行きました。

そういえば、都会の街へ出るのは久々…

そういえば、最近暗黒時代を書くために記憶の海を航海中…

そういえば、その時の職場近辺、どうなってるかな、今…





思わず、帰るのとは逆の電車に乗りました。





着いたそこは、ほとんど変わっていませんでした。

思い出される記憶。

あの時、確かに自分は未熟だった。

職場が、環境だけが悪かったとかつては思っていましたが、今はもっと広い視野で、自分をかえりみる事ができていました。

その目は、かつての街を、より詳細に、違う視点で映し出しました。

こんな所に公園あったんだ。

ここ、変わらないな。

ここは閉まっちゃったのか。

昔は、二度と来たくないと、思い出したくもなかったのに、素直に情景を懐かしむ自分がいました。

思わず、iPodのリストを、落ち着いたバラードに選択し、その時できなかった速度で、ゆっくり街を歩きました。

自分は、確かに変わっている。

今は変わらないこの街の景色も、いずれは変わっていく。

不変なものなど、長い目で見たら何もないのです。

変わった自分は、少しだけ変わり行く街を、それが分からなくなる前に目に焼き付けておきました。

もう、あの頃には戻れないし、戻らない。

自分は、あの頃に戻ってはいけない。

そんな事を脳裏で噛み締めながら、夕景とともに帰路につきました。

耳元で流れる、時雨た、長編の、『Rhythmの動き』(アーティスト、曲のタイトルをひねってあります)

今の自分には、帰る場所がある。

それだけで、少し幸せを感じられる。

電車に揺られ、談笑する乗客や少年少女を目に映しながら、ディナーは、多分気持ちのいい微笑を浮かべました。



…今日は、ちょっと感傷的な感じで。


過去を素直に振り返れた時、人は現在と未来を、より肯定的に受け入れられる。

穏やかな、いい一日でした。

明日も、明後日も、できる限り忘れないように。

では、また明日。

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