小学生を卒業した。中学生も日常的な生活が待っていると思っていた。現実は、そうはいかなかった。
中学一年生の春、田村という奴と出会い、友達になった。
出会って何ヶ月か経った、ある日 田村がこそこそと話しているのが聞こえた。
向こうも聞かれてしまったと思ったらしく 「聞かれたなら仕方ない… 話してやるよ」
実際 何を言っていたのかは分からなかった。ただ松田という友達の呼び名が変わっていたことは気付いていた。
「本当は32歳。家にあったコーラを飲んだら身体が若くなった。」
簡潔に言うと、こんな感じだ。
最初は嘘だろと思いつつも話を聞いていた。
ホントの問題は これからだとは知らずに…