jelly love ー第三章ー思い〜Our Thought

山下  2009-10-29投稿
閲覧数[180] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ぼくと恵美はそれからはなんでもお互いにはなせるような仲になっていた。ある日僕たちはひとけのない広場にいた。すると
『ねぇヒロ?わたしたちずっといっしょだよね?』
『もちろんだよ。はなれたいっていわれてもくっつくからな』
『ホント?』
『マジだから』
『うれしい』
そのとき恵美は僕の唇にそっと自分の唇をかさねた。
『ヒロありがと。これは お礼。いやだった!』
『いや。うっうれしいよ』
ぼくは正直かなりびっくりしていた。そしてこれがぼくにとっても恵美にとってもファーストキスだった。そしてそれが恵美ということがぼくに最高の喜びをもたらした。 そして恵美とならずっとずっといっしょにいたいとおもうようになっていった。
今おもうとぼくは本当に幸せだったと思う。そして毎日は充実していた。部活では三年生が引退しいよいよ自分たちの世代。甲子園を目指してくらくなるまで練習した。練習がおわると恵美がいやしてくれた。
『ヒロお疲れ。』
『まってたのか?』
『当たり前じゃん。なんのための彼女さ。』
『ありがとう。』
『恵美がヒロをいやしてあげるよ。はい飲み物。まってるあいだにちょっとのんじゃった。』
『そのほうが元気でるよ。』
『ヒロったら!』
こんな会話がとても楽しかったし幸せだった。恵美は試合にもきてくれるようになっていた。 そんなある日ぼくは恵美にいった。
『結婚しような。』
『えっ?あっもちろん』
恵美はびっくりしていたがとてもうれしそうにしていた。そして二人でおそろいのストラップをかった。ぼくが恵美にかってあげた。
『ヒロありがとう。いつかこれが婚約指輪にかわるんだね。』
『あぁ。いまはそれで我慢してくれな。いつかめっちゃいいのかうからさ』
『ヒロありがとう。』
こうしてぼくたちは固い約束をしたのだった。こんなにピッタリでお互いに愛し合っているカップルなんてほかにはいないだろうとさえおもえた。それくらい幸せだった。そしてその日は二人で鯛焼きをかってたべた。
冬になりどんどんさむくなっていったがぼくたちのこころはあたたかかった。
つづく



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 山下 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
ほしのあき大絶賛
極上スクラブ3800yen


▲ページトップ