家の近くの公園のベンチ。 いつも同じ時間に、そこに居て、眉間にシワを寄せて公園内を見渡すジジィ。 次の日も。 次の日も。 また、次の日も。 でも、ある日を境に来なくなった。 でも、心配はしてない。 もともと他人やし、口も聞いた事もない。 いや、心配してない。 と、ある日公園のベンチをいつも通り見てみると、婆さんの隣に笑顔のジジィ。 思わずニヤけた。
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