クーラーのきいた昼下がり。
眠い。
退屈。
こうしていつもと同じ時間が過ぎていく。
終わればいつもの部活。
やめたいと思ったことはあるけど、小学校からしているし、なんだかんだ言いながらも好きだから、苦じゃない。
だけど、恋はしたい。
でも、あたしの恋愛はいつも空回りばっかり。
なんでこんなにツイてないんだろ。
こんなことがあったばっかだから、なんか嫌になってくる。こういうのを自己嫌悪っていうのかな…?
そんなある日のことだった。
いつものあの人からのメール。
『好き』って書いてあったんだよ。すっごいうれしかった。
みさとのコト好きって言ってくれたんだよ?
それがこうちゃんとの始まりだった。