今宵ノ月-11-

朝霧結愛  2009-11-01投稿
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すると、聖は手をパン!っと叩いた。

「そうだ!こあさ君お腹空いてない?何かつくってくるよ♪」

「おっ…俺は、トイレ〜…」

聖と蓮は、こあさを残し、部屋をあとにした。



「あ〜〜っ!緊張した〜!!」

「はは♪そう?」

聖は笑いながら言った。

「聖さん妖怪とか…何でそんなに詳しいんですか?」
聖は動きを止めた。すると、目が一瞬、赤い禍々しい色に変わった。

「さぁ〜♪何でだろうねー…」

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