電話からは
「すぐに行く。」と声が聞こえた。
10分ほどたつと 玄関のチャイムが鳴った。
恐る恐るノブに手をかける。
彼の後輩だった。
私は安心からか 泣き崩れた。
私はゆっくりと今までの経緯を話し出した。
そしたら、彼の後輩は
「そんなヒドイ事されてまでどうして一緒にいるんだよ!明日俺があいつに話をしてやる。」と言ってくれたけど、
私は首を振り「誰かに言ったなんて知られたら、またやられる。もう彼が怖くてたまらない。」
「恐いなら、別れろ!このまま一緒にいたらおまえがダメになる。」
「別れるなんて言ったら何されるか…。前に言ったことがあって、家を出たら追いかけられて外で暴力振られたし…」
「俺が守ってやる!」
「エッ!」
「こんな時に言うことじゃないけど、お前が良ければ俺に守らせてくれ!俺は絶対女には手を出さない!お前の傷も癒してやれる!だから付き合ってください。」
私は少し戸惑った…。
そして…
続