藍色日常的錯乱気味学園1…?
先生(お名前、何でしたっけ…?)はにこにこと笑って言う。
「今年さあー。例年より生徒数多くて。だから必然的に余る人が出ちゃったんだよ」
最悪な教師だ。
先生(もう名前なんかどうでもいい)は少し困った顔をした。
「でもねぇ……。俺だって給料減るしぃ。やだよー」
「あんたはガキか!」
「心はいつまでも、子供のままでいたいのさ」
「……」
ぼくは黙ってしまう。咄嗟に他の生徒に助け舟を出して貰おうと辺りを見回したが、みんなはてんでばらばらに、好き勝手なことをしていた。