「ふぁ〜。たくさん寝たな。しかし歩いても歩いても景色が同じだな。どうしよう・・・。」
途方にくれている俊の目の前に突然空間のねじれが発生した。
(さあ、この中に飛びこんでください。)
どこからも無く声が聞こえてきた。
「え！？あんた誰だよ？」
(それは後から言います。いいから飛びこんでください。ヤツらが来る前に・・・。)
俊は困惑しながらも声の言うことを聞いて空間のねじれに飛びこんだ。
・ ・ ・
「ここは・・・。」
木々が生い茂ってとても綺麗だ。
(ここはある組織の本部がある森です。そのまま真っ直ぐに進んでください。)
俊は言われるままに進んだ。しばらく歩くと大きな建物があった。
(入り口に門番がいるばずなので話してください。)
「分かった。」
「あ、あのぅ・・・」
「お、やっと来たか。ユナ様がお呼びだ。ついてこい。」
門番はそう言って中に入っり、俊はついていった。中は結構綺麗だ。門番は足を止め指を指した。
「あの部屋にユナ様がいる。あとはお前だけでいけ。」
「ありがとう。」
俊は深呼吸をしてノックした。
「失礼します・・・」
俊は扉を開け中に入った。
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