ほんの小さな私事(131)

稲村コウ  2009-11-06投稿
閲覧数[443] 良い投票[0] 悪い投票[0]

その後、私たちは、なつきさんに書いてもらった診断書を持って授業に戻った。
戻った際、体育の授業を担当していた安倍川先生には、少しあれこれと言われたが、診断書を見せた事で何とか解って貰えたので、そのまま、見学という形で授業に復帰できた。
合同でA組も体育の授業だったのだが、山下さんは別個、親に連絡を入れ、早退していた。
まあ、暫く行方不明になっていた手前もあるので、当然と言えば当然であろう。
授業中、無駄口の中で、そういった話しも出てきていたが、無事であったという事で、安堵の言葉が殆どであった。
結局、その後、特に何事もなく授業は進み、気付けば既に放課後。
私と高野さんは、事件直後、教頭先生に言われた通り、改めてまた、保健室へと出向いた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 稲村コウ 」さんの小説

もっと見る

学園物の新着小説

もっと見る

[PR]
体に嬉しい成分
スウィーツなお風呂??


▲ページトップ