Pure LOVE〜sending e-mail〜 1

花音  2009-11-06投稿
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?:(むぅ〜。)

携帯の画面とにらめっこすること30秒。

?:「よしっ、いけ!」

画面が メール送信中 から 送信完了 に変わった。


彼女は 平本美華(ひらもとみか)。
中学3年生、女子。身長150?。性格は明るく、有名会社社長の令嬢。


〜♪

美華:(来た来た。)

上機嫌で再び携帯を開いた。

[俺はA組。平本は?]

メールの相手は 松本亮太(まつもとりょうた)。
美華の同級生の男子。身長180?。控えめな性格ではあるが、面白い。

美華はテキパキとメールをうっていく。

[あたしもA組!よろしくね。]

美華:(送信…っと。)

二人は恋人ではない。
美華も亮太に気があるわけでもなく、亮太もそこまで気にしているわけではないだろう。

お手伝い:「お嬢様。お夕飯の準備が整いました。」

美華:「ありがとう。」

美華は笑顔で応える。
もちろん、有名会社社長の家ということで広く、お手伝いさんも沢山いる。

母:「美華〜。早くしなさ〜い。」

美華:「今行きま〜す。」

美華の母はとても気さくな人だが、礼儀などにはとても厳しい。

母:「美華。あなた好きな人とか出来ないの?」

何かを企んでいるかのような笑顔と口調で言ってきた。

美華:「え〜?お母様はいるとお思いで?」

母:「そうねぇ…そろそろ出来ても可笑しくないんじゃないかしら。」

美華:(周りの友達にもよく言われるけど…)

美華:「無理につくらなくても良いでしょう?」

と笑ってごまかした。


実際、美華には気になる人がいないのだ。
と思っていたのだが、3ヶ月後…

新しいクラスになり、ようやく慣れてきた頃だった。

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