わからないままで[1]

佑久  2009-11-06投稿
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泣かない。
泣く訳がない。
それなのに、涙が溢れて来るのは何故だろう?


私は赤く腫れた目をごしごしと擦って、階段を昇った。昇った先には、見慣れた教室がある筈だ。
息を切らしながらも階段を昇り切って、私は扉に手を掛けた。

引けない。

私はもう、この扉を開けられない。



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