私を含めて五人で旅を続けていた。三日が経った
「三日間何も食ってないから腹減ったぁ〜!」翔太君は大声でさけぶ。
「しょうがないだろ〜。ここ何もねぇんだから。」雄大さんが言った。
「腹減ったぁ〜!腹減ったぁ〜!」
「じゃぁさ、手分けして食料さがさない?」私が言ってみた。
「そうだな。よし行くぞ」
結局、雄大さん、翔太君、光輝君
私、素揮君の二手に分かれてさがすことになった。
「景梨ちゃん、ここらへん何かあるっすかね〜。」
「そこ川あるから魚でも捕ろうよ。」
「うん。そうすっね」二人は魚を釣ることなった。
「それにしても、暇ですね」
「そうだね」
ガサガサ ガサガサ
「な、何!?」私と素揮君はビクビクした。
ガサガサ バサッ
物陰から何かが出てきた。
「うぎゃー!!」素揮君すごいスピードで走って行った。
「待ってぇ〜!」腰の抜けた私をおいて走って行った。
「も、素揮君〜!」