星空のかなたに 18

Haru  2009-11-07投稿
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つばさと幸せになりたい

だけど…

あなたのことが気になってしかたがない


挙式まで、あと半年

私の心は揺れ動いていた…


月日は流れ、挙式の準備も着々と進むなか

つばさのお母さんの再婚相手である義父が

私達の結婚に反対し始めた!!

教会での挙式ではなく、ホテルの大ホールで仲人をつけて披露宴をしろ!

でも、私達の望む結婚式じゃないので断った…

それを引き金に
私との結婚自体を反対し始めた

私は持病を持っていて
人よりちょっと体力がない…

それを知り
病気の嫁なんかもらう必要ない!!

義父はそんな酷いことを言いはじめ、怒ったつばさと間に挟まれた姑
一気に家族関係が崩壊していく

もちろん、私の母親もショックを受け、結婚を反対し始める


結局、夫婦喧嘩、親子喧嘩が激しくなり
一旦挙式はキャンセルすることになった……


どうして?
私達そんなに悪い事した?
結婚式までの一番幸せな時間を過ごしてるはずだったのに、なんでこんな風になってしまったの?

ドレスも選び
レストランも決めていたのに、全てキャンセル…


私は辛くてつばさに支えてほしかった

でも
仕事と家族のいざこざに疲れ果てたつばさは

俺にどーしろって言うんだよっ!!

自分の事で精一杯で
私を支える余裕なんてなかった…


私は、誰にも寄り掛かることが出来ず
仕事帰り、一人車を走らせては星空を見上げ
泣いていた…


そしてまた、あなたの事を思い出す

酔って忘れられなかったと言った後
電話を持ったまま寝てしまったあなた

相当飲んでいたんだね

もしかしたら、私に電話した記憶さえないのかも知れない


私は、本当に
このままでいいのかな?
そう思い始めた…


結局あなたとこの数年間
ちゃんと
向き合えてない

今度こそ
自分の気持ち確かめたい!!

結婚してからじゃ遅いから…

私は覚悟を決め、静岡の自衛隊の学校に通うあなたに電話した

「久しぶり!どうした?」

そう切り出すあなたに
私は自分の今の気持ちを話始めた…

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