空白にしたいぐらいの記憶を青い空が抱えてくれた
いつもそうだった
全ての青があたしを救ってくれる気がしたんだ
いや…救ってほしい
最初に見た夜明け前の完璧な青は最高だった
深く苦く濃く黒に近いその先に白い淡いブルーが潜んでいた
貴方もそんな色だったんだよ
別れるって絶望か希望かどっちだと思う?
一緒にいれなくてもよかった
貴方を糧にしたかったんだ
三角座りでひたすら窓の外を見つめてる
泣けないのもつらいね
言葉もでないんだよ?
ただ無心にあの青に会いたいって思ってる
吸い込まれそうな深い瞬間にあたしは一歩踏み出せそうだから
別れを希望に満ちた出会いにしたいんだよ