月‐2‐

ちか  2009-11-10投稿
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―しょうちゃん

私は今でもずっと、しょうちゃんが好きだよ―\n

どれくらい走ったんだろう

気がつくと知らない景色に居た

しょうちゃんは
「大丈夫?
楽しかったね(笑)」

何て笑うけど、私は嬉しくて、何か切なくて…。

しょうちゃんの笑顔があまりにも綺麗で、私がちっぽけに見えたの。

「どうする?俺は時間は大丈夫だけど」

「……。」

「あ、ごめん。帰ろっか?送るよ」

(嫌だ)

「嫌…だ。もうちょっとだけ。もうちょっとだけ一緒に居て!!」
こんなに素直になったのが初めてだから、恥ずかし過ぎてわざと明るく言ったけど、心はドキドキしてた。


しょうちゃんは笑って
「いいよ!だって楽しいもん♪」

それからファーストフードで腹ごしらえ。

カラオケで思いっきり歌って。
郊外の公園に来た。

「あー、すっかり日が暮れちゃったね!送るから安心してね」


居心地が良くて、何だか眠くなるくらい。

―こんなに笑ったのいつぶりだっけ―\n
しょうちゃん
私はずっと、あなたと同じ空の下に居たかった。

叶わない恋でも良かった。

しょうちゃんの笑顔が見れるなら。

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