無題

cafe au lait  2009-11-10投稿
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ただ、流れるのは

悔し涙で

許せないのは

僕自身で


鏡の姿を

叩き割ってしまえば

終わるなんて


そんな簡単じゃないし



だからといって

顔の皮が剥がれたこの姿と

正面から向き合うこともしなかった


いくつもの奇跡を

逃してきたのは

この醜い姿を

少しでも守ろうと

考えた結果で



結局、小さな流れ星さえ

見たことがなかったんだ



何が言いたいのか?



僕は

僕の理想のもと、

自分を美化し

自分を甘やかし続けてきたということだ



今、鏡の前にいる他人が

僕が一番 憎むべき自分だ

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