星空のかなたに 23

Haru  2009-11-11投稿
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つばさと過ごした4年間
会えない日は
電話で話し
連絡をとらない日は
一日だってなかった…


今までつばさにどれだけ
甘えて頼ってきたか
思い知らされる


だけど、その手を離したのは私

これからは
何でも自分で出来るようにならなきゃね!


そう自分に言い聞かせ
前に進んでいく


川島君から連絡があり
帰って来る日が決まった

12月23日
           それは
           
5年前 私達が付き合い始めた思い出の日


真っ直ぐ実家に帰らなければ行けないあなたに
少しでも会いたくて
車を走らせる


一緒に星空を見上げたあの日から数ヶ月後

私達はまた再会する!!


「久しぶり!!」

また、あなたに会えた幸せを噛み締め
顔が緩んでしまう…


なのに

運命のイタズラなのか

私は……


自分でもどうしてそんな事を言ってしまったのか
わからないけど………。


あなたの実家に着き
車を止める

「明日会える!?」

明日はクリスマスイヴ

あなたは私を誘ってくれた!!

昼間は仕事で、夜は
男友達と予定入れてた。

でも、川島君のことも全部知ってる友達だから
断ることなんて
簡単なのに………

「ごめん、明日は予定入ってるんだ…」

私は あなたの誘いを断った……


あれだけ色んなことがあって再会し、明日はクリスマスイヴ

それなのに、あなたと会う以外の予定を入れていた私を
きっと信じられない気持ちでいっぱいになっただろうね…

つばさと会うのか?
そんな風にも
感じていたかもしれない

あの日、何であなたの誘いを断ってしまったのか
今でも、不思議でならない


もしかしたら

数年後に私のもとに生まれてくる
大切な大切な天使が
           「私のパパは この人じゃないよ!!」

そう伝えていたのかなって 今なら感じる


あんなに会いたかったはずなのに……


私、どうしちゃったのかな??



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